学校支援フィールドワークが一段落した12月は、日程を調整し全体ゼミを木曜日に行っています。また、午前中には学部ゼミも行われています。
最初のゼミは、学4の卒業研究のデータ取りを行いました。9月に引き続き2回目となりますが、教師の非言語情報に着目した興味深い研究です。本人の研究としてはもちろん、ゼミ生みんなで協力して学んでいくこの姿が水落研究室のWeな姿だと感じました。今日は、D2の先輩も上教大に来られていて、短い時間でしたが一緒に話をすることができました。
ゼミ生はこれから1月に行われる臨床教科教育学セミナーの発表に向けてそれぞれの個人研究に取り組んでいきます。
第24回(学部ゼミ) 2017/12/7
今回から、学部ゼミの様子も紹介します。今回の学部ゼミは院生も3人参加して、大勢で一緒に学ぶことができました。ゼミで行ったことは学部生各自が行っている教採への取り組みの確
今回のゼミも前回同様、卒業研究のデータ取りでした。
5分間のビデオを、教師の非言語情報に着目して繰り返し見ながら検討していきました。同じ指を差す動作でも確認・称賛・指示等様々な意味が込められていたり、教師の視線にも効果があったりと、普段何気なく見ている(行っている)ことを改めて学び直す機会となりました。先生が入室をためらうほどの真剣な空気が流れていました。学部生からこのように質の高い学びができるのも水落研究室の強みです。
今回のゼミではそれぞれの近況発表や読んできた本・
今回のゼミは、1月6日に行われる臨床教科教育学会セミナーのプレ発表を行いました。今日は学部4年生とM23名、M12名が発表しました。それぞれが、これまでの研究の成果を限られた時間の中でしっかりと伝えられるように発表し、質疑を行いました。
中でも、M2の発表の完成度はやはり高く、2年間の学びの成果が表れていました。また、それは、質疑場面での目の付け所や鋭い意見などにもはっきりと表れていました。M2が終了するまであと3ヶ月、先輩の姿から学びながら力を高め、よりゼミが活気づくようにみんなで精進していきます。
25日には、自主ゼミで残りのメンバーのプレ発表を行い、学会に備えます。
今回のゼミでは臨床教科教育学会での発表を控えている学部4年生のプレ発表を3年生も聞いて意見交流をしました。スライドの表示の仕方や話す内容に関しての意見が出されて、より良い発表の形にすることができました。その他に、各々が調べた卒業研究に関連した論文や書籍の発表も行いました。いよいよ、12月も終盤に差し掛かり、まだまだ自分たちの卒業研究のテーマを決定させるというところまでは行けなくても、自分の興味のある分野をかなり絞り込めたのかと感じています。また、年明け後も教員採用試験対策と並行して進めていく予定です。